暁月クラウンとかいう東方アレンジの名アルバム
あたいです。
今年の秋例大祭でとても良いアルバムを買ったのでちょっと色々と書きたいと思います。
「おはなし」カテゴリを書くときはだいたい酔っ払ってるので暖かな目で見てね。
2016/10/16
秋例大祭がありました。あたいはサークル参加していました。
頒布物の小説短編集をなんとか500円で出すためにねこのしっぽさん(お安い)で刷るかわりに
カラーのカバーと本体を別納品というかたちで、自分たちでカバーをおる作業をしておりました。
そんな作業が開場前に在るにも関わらず、今回売り子さんが捕まらない状態でした。
涙目のあたいに、サークル「球乗係」の海苔缶さんが手伝って頂くれて、なんとかそれっぽくなることが出来ました。
まあ実際は海苔缶さんの手際にあたいはおろおろするしかなく、しかも実際の売り子作業なんかもほぼ海苔缶さんがやってもらったりしてたので、その時のあたいんちは海苔缶さんがメインでした。
ともあれスペース設営中はそのようにおりおりして落ち着いたお昼頃
「回るのなら行ってきていいですよ」と本来であればあたいが言わなければいけない事を
海苔缶さんに言ってもらえたので(すでに立場が逆転している)あたいはふらふらとお財布をもって近場をまわることになりました。
春の例大祭よりも規模が小さいですし、既に挨拶回りはしていたので
本当に新規開拓するかなーと言う感じでした。
今年は夏コミに一般参加したのですが、なぜか音楽関係にしか食指が動かなかったので今回も音楽サークルをふらふらしていました。
ジャケットに針妙丸かクラウンピースがいると買ってしまう症候群にかかっていたあたいは
MISTY RAIN さんの暁月クラウンというアルバムを勢いで購入しました。
CDを買う時に原曲はかならず聞くのですが、このアルバムは紺珠伝のだいたいを補っていたのが即決の理由でもあります。
輝針城、紺珠伝は原曲が最高すぎます(原曲厨のあたいが語りまくるのは別の機会で)
ともあれ、そんな雰囲気で即決したこのアルバム、阿呆みたいに名アルバムでした。
あたいは紺珠伝で一番好きな道中曲は「遥か38万キロのボヤージュ」ボス曲は「星条旗のピエロ」なので
そのアレンジが入ってるこの曲はそれだけでも評価が高かったです。
なぜこの二曲が好きかというと、一番聞いているからです→これな。
全曲てろてろ語りたいのですが、なんかものすごく長くなりそうなのではしょって。
まず第一印象。
tr3.MotherGooseを聞きながら
久しぶりの狂気の瞳アレンジ。
いやいや、再認識しました。
狂気の瞳は名曲。さらにこのアレンジはその狂気の瞳の良さを知っているアレンジだと。
ボーカルさんもすごく美味いし、狂気の瞳といったらこれ、のギターのとこ(0:58くらい)もちゃんと活かしているし
歌詞もユニーク。これは名曲です。
あのギター部分、震えられるのは狂気の瞳の良さをわかってこそだと思います。
そしてこれはだいぶ後に知ったのですが、歌詞があのやしろやの八白さんなのですね。
あたいが一日一回、既にもう三年くらい書いている
妖夢ちゃんごはん日記は八白さんのうにゅほとの生活を完全に意識しています。
それくらい好きだった人が偶然買ったアルバムの、しかも第一印象一番良いなと思った曲の歌詞を書いていました。
とんでもない偶然に震えました。
あたいも相方の楽曲に詩をつけていますが、やっぱり凄い人の詩は凄いですね(小学生並み)。
アレンジ、歌詞、ボーカルともに完璧な名曲です。
tr4.ski to kiss
これは次に好きなった曲です。
もう全部に言いますけど、原曲の使い方が上手いです。
勝手な認識ではなしますけど、アレンジしている方は原曲好きなんじゃないかなと。
一曲目のパンドリオンもそうですが、このボーカルさんはとても可愛いです。
その可愛い声でこんなに熱い曲、詩を歌ってくれるなんて本当にぜいたくです。
ずるいなあ、この曲。
tr5.ガラスの月が降る夜に
東方アレンジ、女性ボーカルしか聞かないのですが
特にお姉さんみたいな、太めの声の人が好きなので、この曲をこの方が歌ってくれて有り難いなという気持ちがあります。
更に原曲は38万キロのボヤージュです。
良いですね。サビで小刻みなジャンプをしたくなります。
しかもこれも歌詞は八白さんかあ。いやっほう。
楽器も格好いいし、ためにためての3:13からのサビは最強です。
一番聞いている曲かもしれません。
tr6.暁月クラウン
そしてこれ。アルバム名にもなってるこれ。
間違いなく総合的に見て一番好きな曲です。これがアルバム名なのにも納得です。
原曲は星条旗のピエロ、ボーカルはガラスの月と同じ方。この方にしか出来ない曲だと思います。
前半はノリノリで原曲イメージ通りの星条旗のピエロです。
コレだけだったらここまで評価しませんが(言い方が偉そう)
この曲の良さは「間」。このアレンジは本当に素晴らしいと思う。
2:18からの良さは聞かないとわからない。
原曲もそうなんだよ、間が生まれる所。それを完璧にものにしているし(原曲だと1:28位かな)その間も絶妙。
大胆過ぎる間のとり方。「え、大丈夫なのこれそんなにとまるの」って最初思った。だけどこれ、本当に絶妙、これじゃないと駄目。
間違いなくこのアルバムの中の一番素晴らしい曲。
とまあ、勝手に書いちゃった。
ていうか本当は全部の曲が好きだし、全部の曲が本当に良いのでいろいろ書きたかったけど
そろそろアルコールが切れそうなのでここまで。
このサークルさんの他のアルバム、次のイベントで出てたら全部買っちゃうなあと
そんな事を思えるほど、名アルバムです。
紺珠伝が好きなら是非、損はないとあたいは言い切れます。
今年の秋例大祭は、このアルバムだけで満足でした。
冬コミはどうだろうなあ。
楽しみ。