500円は最高だと思っていた【小説同人誌の価格のおはなし】

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    ばかのひです。
    いきしいな時もあります。

    同人誌の価格についてもにゃもにゃ書きたくなりましたので
    ブログらしく思うがままを徒然なるままに書き綴りたいと思います。
    もうなんかブログの常套句ですよねこれ。

     

    同人イベントにサークル側で参加し始めて
    三年くらい経った気がします。
    今まで小説の同人誌を何冊か出してきたのですが
    その中でものを売る際の価格、ということを意識したのが初めてだという事に気づきました。
    蚤の市なんかは参加したことありますけどああいうのは適当ですよね。

     

    同人、しかも小説の自分が書いたのなんて価格付けづらいですよね。
    私も初めての時は全くわからず、かつスケジュールも阿呆みたいな感じに付けていたので
    〆切もぎりぎりになり、少部数しか刷らなかったので(唯一の功績です)
    B5、70ページほどを一冊刷るのに700円以上かかり
    それを200円で頒布するというなんかよくわからないことをしていました。
    「こいしちゃんはちょっと足りない」という伝説の一冊目です。
    ビギナーズラックというやつで、30部全て頒布できた奇跡の一冊でもあります。

     

    そして二作目の
    「死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて
    死ぬほど死にたくないあたいのワルツ」という文庫100ページのも200円頒布しました。
    これは一冊500円位で刷った気がします。

    なぜこんな阿呆な価格を付けていたかというと
    相方のけだまぬまちゃんと相談した結果でして、まずは顔と名前を売るためということから
    この価格を付けました。
    良かったか悪かったかはわかりません。
    ただ、この頃のクオリティなら妥当かなとも思います。
    この記事を読んで価格を決めようというかたは少ないかもしれませんが
    これは正解ではありませんので気をつけてくださいな。
    失敗かと言われたらそれもわかりませんが。
    こんなの、正直好みです。
    儲けたい人はそれなりの値段をつけるべきです。

     

    これは最近、ほんとに最近わかったことなんですが
    小説同人誌に頒布価格ってのはかなり重要です。
    漫画なら絵柄や立ち読みで魅力は半分くらいはわかるかもしれません。
    だけど小説、しかも長編小説なんかは立ち読みじゃほとんど伝わりません。
    (中には10分近く立ち読みしてくださる方も居ますが)

    だから「表紙のキャラとかすごい好きなんだけど自分に合うかわからないな」というのを
    私はすごく感じます。
    名前買いするなら別ですが、同人イベントは新規開拓が非常に楽しいものですので
    それの判別は重要です。
    特に、おしながきとかにあらすじを書いてないともう真っ暗です。
    皆、あらすじ書こうね。

     

    話が逸れました。
    ということでタイトルなんですが、500円て最強だと思うのです。
    「表紙のキャラとかすごい好きなんだけど自分に合うかわからないな」と
    「サークル側の赤字と黒字の境界」を上手く中立する価格だと思います。(まあ凝れば赤字なんですけど)
    自分に合わない小説って絶対にあると思います。
    私は雑読ではないので特に。
    1/4か1/3くらい読んでイマイチだなあと思いほっぽらかしてる小説がいくつもあります。
    そしてこれが1000円2000円の小説だとダメージがでかいです。
    「いい値段だったから苦しみながら読む」なんて読書の意味を履き違えまくっていますのでそれはしません。
    読書っていうのは楽しくなければいけません。
    苦しい読書は読書じゃないです。勉強です。
    勉強のためなら私はなんだって読みますが、読書は違います。楽しまなくちゃ。

     

    まあ、そんなこんなで500円は最強だということです。
    もし駄目でもダメージが大きくなく、新規開拓しやすい価格。
    私は常々「あらゆる東方フアンが読んで楽しい小説を書きたい」と思っています。
    そういう方々に向けても500円、最強だと思います。

     

     

     

    いえ、思っていました。

     

     

     

    そう、これは我々大人の視点。
    「しぬほどこいごころ」を頒布した(2016年の例大祭)時、こんなことがありました。

    私のスペースに女性なんてほとんど来ないのに
    小学生くらいの女の子がスペースに来てくれたことがありました。
    きっと、ゆぬきうたさんの書いてくれた表紙のこいしこころが最高に可愛かったのもあって
    手にとってくれたんだと思います。
    あれほんとに可愛いですから。

     

    女の子はしぬほどこいごころを購入するのを悩んでいました。

    最初は「漫画だと思って中身見たけど小説で立ち去りづらいやつ」かと思いました。
    ですが、女の子は友達に「それ小説だけどいいの?」と聞かれた際に「小説がいいの」と答えていました。
    そんな素晴らしい女の子が悩んでいた理由というのが、値段だったのです。

    詳しく聞こえませんでしたが「あと○○を買いたいから〜」とか「交通費が〜」
    みたいなことを財布を見ながら友達に言っていた気がします。


    先述した理由から、しぬほどこいごころは500円で頒布していました。
    小学生の500円は大金ですよね。
    私の小学生の頃のお小遣いは毎月、年齢*100円でした。10歳だと1000円。そう考えると凄く大金。
    読んで欲しいという気持ちは凄く有りました。
    先述した通り私は色んな人に自分の小説を読んでほしいと思っています。
    読書好きの方から、普段本なんて読まない人。外国の人。老若男女。森羅万象。有象無象。
    なので、お金がないから読めない女の子の気持ちを考えるとひどくこたえました。
    「持ってちゃっていいよ」と言いたかったです。
    だけど、それは今まで500円で買っていった人に対して失礼になると思いました。
    悩みました。
    悩んでいる女の子の前で私もすごく悩みました。
    そうしているうちに、女の子の友達が別のサークルさんの無料頒布のノベルティグッズの所へ行ってしまい
    女の子もつられて行ってしまいました。
    無料つよい。本当につよい。

     

    よって、小学生くらいのお子さんに対して500円は最強ではないということがわかりました。
    残念です。
    私の「同人小説500円最強説」は小学生の女の子によって粉々に砕けてしまいました。
    やはり少女が最強だったのです。
    今回のオチは、そういうことです。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    なんて、ここで終わったら勿体無い。
    説が覆されたなら、それを覆すことをやってやりましょう。
    この記事をかたかたしながらさてどうするかと考えました。
    考えるポイントは下記の四点
    ・様々な方に読んでもらう方法であること
    ・頒布する方も読む方も幸せになれる方法であること
    ・個人に対して特別扱いはしないこと
    ・「モチベーション」という言葉を最低限使わないこと

    果てに果てしない理想ですが、上記を踏まえつつ案を考えてみました。


    案1 小学生割引をつける
    案2 そもそも小説を無料頒布にする
    案3 冒頭数ページを印刷した無料頒布コピー本を用意して「面白かったら次のイベントで本編を買ってね」
    という台詞をイケメンスマイルと共にをぶちこむ。

    細かく見てみます。

     

    案1 小学生割引をつける
    メリット :くだんの小学生の女の子がまた来たら買ってくれるかもしれない!
    デメリット:見分ける方法が不明瞭
    他の方から不平だと言われるおそれがある
    お金持ちな小学生、経済的余裕が無い大人だっている

     

    案2 そもそも小説を無料頒布にする
    メリット :どなたでも楽しめる!
    デメリット:価値が無いものだと思われる

     

    案3 冒頭数ページを印刷した無料頒布コピー本を用意して「面白かったら次のイベントで本編を買ってね」
    という台詞をイケメンスマイルと共にをぶちこむ。

    メリット :「あたいんち」を知ってもらうきっかけになる
          あわよくば次回来てもらえる
    デメリット:コピー本とはいえコストと手間がかかる


    案1は最初に良いかなと思ったのですが、そもそも小学生だけっていうのは何かおかしいです。
    私はレディースデイですら文句を言いたい人間ですし。
    案2も何かおかしいですね。私の本は無料では少し安すぎます。(謙虚)
    現実的なのは案3でしょうか。
    「あらすじと一章目だけのコピーなので気に入ったら次のイベントで買って下さい」と言えますし
    中々良さそうです。
    問題はコストと手間ですがコピ本なので〆切もぎりぎりまでOKですし
    コストはかかっても1万円前後でしょう。
    くだんの女の子は「想定外の出費」として私のサークルの小説を捉えていたと思うので
    次に「これを買おう」と思ってきてくれたらお金が足りなくなる心配もありません。いい事づくしですね。ヒュー!

     

    と、何か書いてるうちにこれが良いんじゃないかと思ってきました。
    ただこういう勢いで考えたことは後々見直してみると実は結構阿呆なこと言ってたりします。
    しばらく後に、見直してみましょう。
    暫定案として、WEBサンプルの他にあらすじコピー本を置く、ということで。

     

    長くなりましたが以上です。
    500円最強説を言いたかっただけなんですが
    気付いたらこんな締めになりました。
    何も考えないで文章書くとこうなっちゃいますね。

    それではまたね。
    そろそろ次のイベントの頒布情報を公開できたらいいなあ。

    | おはなし | 19:18 | comments(0) | - |

    暁月クラウンとかいう東方アレンジの名アルバム

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      あたいです。

      今年の秋例大祭でとても良いアルバムを買ったのでちょっと色々と書きたいと思います。

      「おはなし」カテゴリを書くときはだいたい酔っ払ってるので暖かな目で見てね。

       

      2016/10/16

      秋例大祭がありました。あたいはサークル参加していました。

      頒布物の小説短編集をなんとか500円で出すためにねこのしっぽさん(お安い)で刷るかわりに

      カラーのカバーと本体を別納品というかたちで、自分たちでカバーをおる作業をしておりました。

      そんな作業が開場前に在るにも関わらず、今回売り子さんが捕まらない状態でした。

      涙目のあたいに、サークル「球乗係」の海苔缶さんが手伝って頂くれて、なんとかそれっぽくなることが出来ました。

      まあ実際は海苔缶さんの手際にあたいはおろおろするしかなく、しかも実際の売り子作業なんかもほぼ海苔缶さんがやってもらったりしてたので、その時のあたいんちは海苔缶さんがメインでした。

      ともあれスペース設営中はそのようにおりおりして落ち着いたお昼頃

      「回るのなら行ってきていいですよ」と本来であればあたいが言わなければいけない事を

      海苔缶さんに言ってもらえたので(すでに立場が逆転している)あたいはふらふらとお財布をもって近場をまわることになりました。

       

      春の例大祭よりも規模が小さいですし、既に挨拶回りはしていたので

      本当に新規開拓するかなーと言う感じでした。

      今年は夏コミに一般参加したのですが、なぜか音楽関係にしか食指が動かなかったので今回も音楽サークルをふらふらしていました。

      ジャケットに針妙丸かクラウンピースがいると買ってしまう症候群にかかっていたあたいは

      MISTY RAIN さんの暁月クラウンというアルバムを勢いで購入しました。

      特設頁を勝手に貼ります

      CDを買う時に原曲はかならず聞くのですが、このアルバムは紺珠伝のだいたいを補っていたのが即決の理由でもあります。

      輝針城、紺珠伝は原曲が最高すぎます(原曲厨のあたいが語りまくるのは別の機会で)

       

      ともあれ、そんな雰囲気で即決したこのアルバム、阿呆みたいに名アルバムでした。

      あたいは紺珠伝で一番好きな道中曲は「遥か38万キロのボヤージュ」ボス曲は「星条旗のピエロ」なので

      そのアレンジが入ってるこの曲はそれだけでも評価が高かったです。

      なぜこの二曲が好きかというと、一番聞いているからです→これな。

       

      全曲てろてろ語りたいのですが、なんかものすごく長くなりそうなのではしょって。

      まず第一印象。

       

      tr3.MotherGooseを聞きながら

      久しぶりの狂気の瞳アレンジ。

      いやいや、再認識しました。

      狂気の瞳は名曲。さらにこのアレンジはその狂気の瞳の良さを知っているアレンジだと。

      ボーカルさんもすごく美味いし、狂気の瞳といったらこれ、のギターのとこ(0:58くらい)もちゃんと活かしているし

      歌詞もユニーク。これは名曲です。

      あのギター部分、震えられるのは狂気の瞳の良さをわかってこそだと思います。

      そしてこれはだいぶ後に知ったのですが、歌詞があのやしろやの八白さんなのですね。

      あたいが一日一回、既にもう三年くらい書いている

      妖夢ちゃんごはん日記は八白さんのうにゅほとの生活を完全に意識しています。

      それくらい好きだった人が偶然買ったアルバムの、しかも第一印象一番良いなと思った曲の歌詞を書いていました。

      とんでもない偶然に震えました。

      あたいも相方の楽曲に詩をつけていますが、やっぱり凄い人の詩は凄いですね(小学生並み)。

      アレンジ、歌詞、ボーカルともに完璧な名曲です。

       

      tr4.ski to kiss

      これは次に好きなった曲です。

      もう全部に言いますけど、原曲の使い方が上手いです。

      勝手な認識ではなしますけど、アレンジしている方は原曲好きなんじゃないかなと。

      一曲目のパンドリオンもそうですが、このボーカルさんはとても可愛いです。

      その可愛い声でこんなに熱い曲、詩を歌ってくれるなんて本当にぜいたくです。

      ずるいなあ、この曲。

       

      tr5.ガラスの月が降る夜に

      東方アレンジ、女性ボーカルしか聞かないのですが

      特にお姉さんみたいな、太めの声の人が好きなので、この曲をこの方が歌ってくれて有り難いなという気持ちがあります。

      更に原曲は38万キロのボヤージュです。

      良いですね。サビで小刻みなジャンプをしたくなります。

      しかもこれも歌詞は八白さんかあ。いやっほう。

      楽器も格好いいし、ためにためての3:13からのサビは最強です。

      一番聞いている曲かもしれません。

       

      tr6.暁月クラウン

      そしてこれ。アルバム名にもなってるこれ。

      間違いなく総合的に見て一番好きな曲です。これがアルバム名なのにも納得です。

      原曲は星条旗のピエロ、ボーカルはガラスの月と同じ方。この方にしか出来ない曲だと思います。

      前半はノリノリで原曲イメージ通りの星条旗のピエロです。

      コレだけだったらここまで評価しませんが(言い方が偉そう)

      この曲の良さは「間」。このアレンジは本当に素晴らしいと思う。

      2:18からの良さは聞かないとわからない。

      原曲もそうなんだよ、間が生まれる所。それを完璧にものにしているし(原曲だと1:28位かな)その間も絶妙。

      大胆過ぎる間のとり方。「え、大丈夫なのこれそんなにとまるの」って最初思った。だけどこれ、本当に絶妙、これじゃないと駄目。

      間違いなくこのアルバムの中の一番素晴らしい曲。

       

      とまあ、勝手に書いちゃった。

      ていうか本当は全部の曲が好きだし、全部の曲が本当に良いのでいろいろ書きたかったけど

      そろそろアルコールが切れそうなのでここまで。

      このサークルさんの他のアルバム、次のイベントで出てたら全部買っちゃうなあと

      そんな事を思えるほど、名アルバムです。

      紺珠伝が好きなら是非、損はないとあたいは言い切れます。

      今年の秋例大祭は、このアルバムだけで満足でした。

      冬コミはどうだろうなあ。

      楽しみ。

      | おはなし | 18:12 | comments(0) | - |

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